オンラインカジノで遊ぶときに電子決済サービスの利用は欠かすことができません。しかし電子決済サービスの手数料は複雑で、サービスごとにいくらかかるか分かりにくく、実際に支払ってみると「思った以上に手数料が高かった」と感じる人も多いのではないでしょうか。
本記事ではオンラインカジノで使われる電子決済サービスを手数料が高い順番で紹介します。ここで紹介しているサービスは手数料が高いので、なるべく手数料を抑えたいという人はサービスの切り替えを検討してください。
1位 エコペイズ(ecoPayz)
入金手数料 | 銀行送金:0~10%
クレジットカード:1.69%~6%+0.25ユーロ |
出金手数料 | 5.9~10ユーロ |
換金手数料 | クラシック、シルバー会員:2.99%
ゴールド会員:1.49% |
※1ユーロ=134円(2022年4月現在のレート)
エコペイズはオンラインカジノで使われる電子決済サービスの中でも手数料が高いことで有名です。安全性が高く、信頼できるサービスなのは間違いないですが、オンラインカジノで遊ぶにはカジノ側でも手数料がかかるので、なるべく手数料を抑えたいところです。
どれぐらいの手数料がかかるかというと、例えばエコペイズで、シルバー会員の人が10万円を銀行→エコペイズ→カジノ→エコペイズ→銀行という流れで取引したとすると、最低でも6,600円の手数料がかかります。最高の倍率で計算すると16,641円もの手数料が取られるので、かなり高額なことが分かります。
手数料の金額は住んでいる国や地域によって異なりますが、エコペイズの手数料は高いと評判なので、ある程度の金額は手数料で取られてしまうと、割り切らないといけないでしょう。
エコペイズの手数料を抑える方法としては「会員ランク」を上げるのがおすすめです。会員ランクは5段階に分かれており、3段階目のゴールドまで昇格することで、換金手数料を1.5%安くすることができます。
2位 アイウォレット(iWallet)
入金手数料 | 銀行振込:5% |
出金手数料 | 収納代行サービス、国際銀行振込:0.5%(最低35ドル) |
アイウォレットを決済手段として採用しているオンラインカジノは多いですが、手数料が高額で、頻繁に入出金する人には向いていません。
10万円を銀行→アイウォレット→カジノ→アイウォレット→銀行という流れで取引すると、5,475円の手数料がかかります。またアイウォレットから出金するときに、指定する銀行口座を間違えたり、金額を間違えたりして、取引をキャンセルするとキャンセル手数料がかかります。
キャンセル手数料は50ドルかかり、日本円にすると6,000円近く負担することになってしまいます。かなり高めに設定されているので、出金時にミスしないように注意しましょう。
さらにアイウォレットは口座維持費がかかり、180日間口座を使用していないと、年間20ドルが残高から差し引かれます。口座の残高がゼロの場合は差し引かれることはないので、長期間使わないことが決定しているときは、口座の残高をゼロにしておくのがおすすめです。
3位 オンランプ(ONRAMP)
入金手数料 | クレジットカード:2.25% |
出金手数料 | 仮想通貨;6.5%
eGifter:2.5% 銀行送金:2.75% |
為替手数料 | 3~4% |
クレジットカードを使ってオンラインカジノに入金しようとしても、決済が弾かれてしまったという経験をした人は多いのではないでしょうか。そういったときに、オンランプを仲介として利用するとクレジットカードでの入金ができるようになります。
この他にオンランプは登録せずとも入金ができたり、処理が早かったりと便利な点が多いですが、手数料は高額です。
仮に10万円をクレジットカード→オンランプ→カジノ→オンランプ→銀行の流れで取引すると、為替手数料が3%だとしても10,555円もの手数料がかかってしまいます。
4位 スティックペイ(Sticpay)
入金手数料 | 国内銀行から:2%
海外銀行から:1% クレジットカード(VISA、Master):3.85% 仮想通貨:1% |
出金手数料 | スティックペイカード:1.3%
国内銀行送金:800円+1.5% 海外銀行送金:5% 仮想通貨:1% |
スティックペイは豊富な入出金方法が用意されていたり、着金がスムーズにできたりと評判の良い電子決済サービスですが、手数料は高額になってしまいます。
10万円を国内銀行→スティックペイ→カジノ→スティックペイ→国内銀行の流れで取引すると4,270円が手数料として取られてしまいます。
どの入出金方法も手数料が高く、その中でもクレジットカードでの入金手数料は3.85%とかなり高く設定されています。クレジットカードで入金できる電子決済サービスは少ないので、一見すると便利な機能ですが、その分高額な手数料を取られてしまうので注意が必要です。
ただし、スティックペイは仮想通貨での取引だけは手数料が1%に設定されているので、スティックペイを利用するときには仮想通貨で取引すると手数料を節約できます。
5位 マッチベター(MuchBetter)
入金手数料 | クレジットカード(JCB):0%
クレジットカード(VISA、Master):2.5% 仮想通貨:2% UnionPay:4%+1.5ドル アストロペイ:6% |
出金手数料 | 仮想通貨:2%
銀行出金:3%+利用通貨の10単位 または2.2%+5ドル アストロペイ:3% |
マッチベターは上記のランキングの電子決済サービスと比べると手数料は安い方です。しかし電子決済サービスの中で見ると比較的手数料は高額です。
電子決済サービスへの入金にJCBのクレジットカードを使うと入金手数料がかからないので、クレジットカードを使用したい人にとっては大きなメリットになるでしょう。
ただし出金時にはいずれの方法を取ったとしても、割高な手数料がかかってしまうので、銀行出金を選択して手数料を節約する必要があります。