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【超危険】ビーエックスワン(BXONE)に注意するべき理由について解説

オンラインカジノは電子決済サービスを利用した入金だけでなく、仮想通貨でも入金を行うことができます.

仮想通貨で入金するときには取引所などから送金しますが、ビーエックスワンも同じようなことが行えるサービスです。

 

しかしサービスの安全性についてはどうでしょうか。結論から述べるとビーエックスワンの安全性はかなり低いです。ビーエックスワンの安全性が低いというポイントをまとめると以下の3点になります。

  • 脱税を推奨しているような内容を公式ブログにて記載している
  • 会社情報、住所、ライセンスあらゆる情報が非公開
  • 詐欺コインを発行している可能性がある

 

本記事ではビーエックスワンの安全性やサービスの実態について解説します。

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ビーエックスワン(BXONE)とは

ビーエックスワンはオンラインカジノへの入金に使える、仮想通貨のオンラインウォレットです。

しかしエコペイズやアイウォレットのように決済手段として採用されているオンラインカジノが存在しないので、そのまま入金することはできないです。

 

ではどのように入金するかというと、ビーエックワンはサービス内で仮想通貨の購入ができる機能が備わっています。

オンラインカジノに入金する際には、一度ビーエックスワンに入金を行って、ビーエックスワン内で仮想通貨に交換して、それを入金することでカジノに入金できます。そのため仮想通貨での入金ができるカジノであれば、どのカジノにも入金できます。

 

本来は海外FX業者への入出金に使われていたサービスですが、サービス内で仮想通貨に交換できることから、オンラインカジノの決済にも応用されるようになりました。

クレジットカードを使用して仮想通貨を購入できる

ビーエックスワンはクレジットカードを使って日本円を入金することはできませんが、クレジットカードを使ってサービス内の仮想通貨を購入することはできます。

エコペイズなどの電子決済サービスではクレジットカードで入金できないことがほとんどで、銀行から入金をする必要があります。

 

しかしビーエックスワンではクレジットカードを利用できるので、どうしてもクレジットカードを使用したい人にとってはメリットになるでしょう。

ビーエックスワンは知名度が低いサービスのため、まだ規制がかかっていない状態です。今後規制が入る可能性は十分高いので、利用する際は注意しましょう。

 

脱税を推奨している疑惑がある

上の写真のようにビーエックスワンの日本語公式ブログではカンボジアのアクレダ銀行を紹介しているページがあります。

そこではアクレダ銀行を利用するとより便利にビーエックワンを利用できるという内容が記載されていますが、その中に「2021年2月現在、カンボジアと日本の間にCRS(共通報告基準)締結はありません。口座情報を交換されることがないので、税務申告で心配な方にもお勧めです。」と記載されています。

 

これを要約するとFXやオンラインカジノ、仮想通貨取引で稼いだとしてもアクレダ銀行に送金し、そこでお金を管理すれば、日本の税務署にはバレないと読み取れます。直接的に表現されている訳ではないですが、脱税を推奨しているような内容を記載するのは決済サービスや取引所として信頼性に欠けるでしょう。

 

ビーエックスワン(BXONE)の安全性について

ビーエックスワンに対応しているFXサイトは2つだけです。またオンラインカジノにも採用されていないので、現状利用する価値は低いでしょう。またサービスの安全性自体も低いので、利用するのはおすすめではありません

 

ビーエックスワン(BXONE)の会社情報

運営会社 不明
所在国 サモア独立国
住所 不明
金融ライセンス 不明

 

上の表を見て分かるとおり、所在国以外の情報は公開されていません。そのため「どこにあるのか、誰が運営しているのか」が分からない状態でサービスが提供されています。どこのだれか分からない人にお金を預けるのは不安ですよね。

 

ビーエックスワンは自身のサービスのことを「仮想通貨取引所」と定義していますが、仮想通貨取引所で運営会社名を伏せる、住所を隠すというのはあり得ないことです。

 

また仮想通貨取引所として登録するのであれば、「仮想通貨交換業者」として認可を受けたり、金融ライセンスなどを取得したりしなければなりません。

ビーエックスワンは認可を受けている様子はないので、無許可で仮想通貨取引を行っている可能性が高いです。そのため預けた資金が戻ってこない、資金を預けたまま口座を凍結されるというリスクがあります。

ホワイトペーパーのない仮想通貨を発行している

ホワイトペーパーというのは仮想通貨の取扱説明書のようなもので、どのように仮想通貨が構成されているか、また誰が発行したかが記載されているデータです。

上場する仮想通貨にとってホワイトペーパーというものは必須の内容で、投資家もそれをみて投資をするかを判断する重要なデータです。

 

しかしビーエックスワンが発行している仮想通貨「BXC」にはホワイトペーパーが見当たりません。ホワイトペーパーがないということは、そもそも仮想通貨自体が存在していない可能性もありますし、発行している団体も存在していない可能性もあります。そのためBXCは詐欺の可能性が非常に高いです。間違ってもBXCに投資をするのはやめておきましょう。