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【2022年最新版】スクリル(Skrill)が撤退した理由を解説!代わりに使える電子決済サービスとは

スクリルは全世界に3,000万人のユーザーが利用している電子決済サービスです。日本でオンラインカジノを利用している人に愛用されているサービスでしたが、2016年に突如としてサービスの撤退を発表しました。

 

本記事ではスクリルが日本市場を撤退した理由を解説し、スクリルの代わりに使える電子決済サービスを紹介します。

スクリル(Skrill)とは

スクリルは2001年に7月に「Moneybookers(マネーブッカーズ)」という名称で、イギリスのロンドンで誕生した電子決済サービスです。10年以上マネーブッカーズという名前で運営していましたが、リブランディングをきっかけに「Skrill(スクリル)」に名称を変更しています。

 

スクリルはイギリス最大手の電子決済サービスとして、ヨーロッパを中心に高い知名度を誇っており、ユーザー数は世界で3,000万人を突破しています。

 

サービスの安全性は高く、イギリスの金融行動監視機構である「FSA(Financial Services Authority)」のライセンスを取得しています。

2016年10月1日にスクリル(Skrill)は日本市場を撤退している

スクリルが日本市場を撤退までの流れをまとめると以下の表のようになります。

2001年 イギリスのロンドンで「Moneybookers(マネーブッカーズ)」が誕生
2009年 オンラインカジノ以外の金融サービスに進出
2011年 ユーザー数が2,500万人に達し、リブランディングに着手することを決定
2013年 リブランディングが完了し、「Skrill(スクリル)」に名称変更する
2015年 オーストラリアのプリペイドカードプログラム会社「Paysafecard(ペイセーフカード)」と「Ukash(ユーキャッシュ)」を買収

最大の競合である「Neteller(ネッテラー)」と合併

2016年 日本市場から撤退

スクリルは最大の競合相手であるネッテラーを買収した後に、ネッテラーと同時期に日本市場から撤退しています。スクリルは現在のエコペイズ以上の知名度を誇っていて、使用しているユーザーが多かったことから、大きな話題となりました。

スクリルはなぜ日本市場を撤退したのか?

大手電子決済サービスが撤退したので、「現在使っているサービスも日本を撤退するかもしれない」と不安に思う人は少なくないでしょう。実際電子決済サービスが撤退する可能性は充分にあります。それではなぜスクリルは日本市場を撤退したのでしょうか。

 

スクリルが日本市場を撤退した理由はいろいろな憶測がありますが、正確には親会社であるペイセーフ社の方針転換が背景にあります。これまでペイセーフ社は日本を含め世界中の国にサービスを提供してきました。

 

しかし2016年には「オンラインカジノが明確に合法と認めている国にのみサービスを提供する」という方針に変えました。日本はオンラインカジノに関する法律が存在せず、国内からカジノサイトを利用するのは「グレーゾーン」という扱いになっています。これが日本市場を撤退した理由です。

スクリル(Skrill)の代わりに使える電子決済サービス

スクリルの運営会社であるペイセーフ社が日本から撤退したので、「オンラインカジノの入出金はどうすればいいの?」と心配する人もいるでしょう。しかしスクリル以外にも電子決済サービスはあるので、そちらを使うことをおすすめします。

 

おすすめの決済手段は2種類あり

  • アストロペイとビーナスポイントの組み合わせ
  • プリモペイ

です。

アストロペイとビーナスポイントの組み合わせ

アストロペイは入金に特化した電子決済で、ビーナスポイントは出金に特化したサービスです。この別々に特化した二つを組み合わせることで、他の電子決済サービスよりもお得にカジノを利用することができます。

 

アストロペイは手数料が無料のサービスで、銀行、仮想通貨から入金をすることができます。一応アストロペイから出金することは可能ですが、銀行に振り込むことができず、他のカジノに入金するくらいしか使い道がないので、実質的には出金できないことになります。

 

しかしここにビーナスポイントを組み合わせることで、現金化することができます。ビーナスポイントはカジノにクレジットカードを使って入金した人が、利用するサービスで、出金に特化しています。

 

ビーナスポイントの手数料は格安のため、現金化するときにはもってこいの存在です。ただしビーナスポイントは会社情報を明らかにしていないので、エコペイズやアイウォレットなどのサービスと比べると不安は残ってしまいます。

 

資金を持ち逃げするリスクがあるので、サービス内に大量の現金を置くことはおすすめではありません。

プリモペイ(PrimoPay)

プリモペイは2021年12月からサービスを開始した、最新の電子決済サービスです。電子決済サービスと仮想通貨ウォレットを組み合わせたような仕組みになっています。入出金に使える通貨は日本円やアメリカドルなどの「フィアット通貨」とビットコインなどの「仮想通貨」に対応しています。

 

オンラインカジノでは決済手段によって手数料が異なり、「仮想通貨での手数料は安いけど、電子決済サービスでの手数料は高い」ということがあります。そこでプリモペイを活用することで、電子決済サービスでありながら仮想通貨を入金できるので、手数料を抑えて決済できます。

 

新しい電子決済サービスなのですが、カナダのMSBライセンスを取得しているので、安全性も心配ありません。効率良くオンラインカジノに入金したい人はプリモペイを活用しましょう。

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