オンラインカジノには「電子決済サービス」という決済方法があります。しかし初心者からすると電子決済サービスと聞いても、耳馴染みのない言葉で、サービスの仕組みがよく分からない人も多いでしょう。
本記事ではオンラインカジノで使用されている電子決済サービスを紹介し、入金・出金の流れ、使用するポイントについて解説します。
オンラインカジノで使用できる電子決済サービス一覧
2022年5月現在、オンラインカジノで使用されている電子決済サービスは以下の通りです。
信頼できる電子決済サービス
- アストロペイ(AstroPay)
- エコペイズ(ecoPayz)
- スティックペイ(STICPAY)
- プリモペイ(Primopay)
- オンランプ(OnRamp)
- アイウォレット(iWallet)
- ビーナスポイント(VenusPoint)
- マッチベター(Much Better)
- タイガーペイ(TIGER PAY)
- ジェットオン(Jeton)
怪しい電子決済サービス
- ペイトラ(Paytra)
- ウェバンク(webanq)
- ビーエックスワン(BXONE)
- ジェイバンク(JBANQ)
電子決済サービスには信頼できるサービスと信頼性に欠けるサービスがあります。信頼できるサービスは安全性を保証するためのライセンスを取得していたり、大手カジノに採用されていたりします。
ライセンスを取得しているとサービスを運営している会社が経営破綻したとしてもユーザーの資金が戻ってくるため、安全性が高くなります。
一方信頼性に欠けるようなサービスはライセンスが取得されていない、運営会社の情報が公開されていないということがあり、ユーザーの資金を持ち逃げする可能性があります。
電子決済サービスは現実のお金を預けるサービスなので、使用するサービスは慎重に選びましょう。
電子決済サービスを使ったときの入出金の流れ
オンラインカジノの決済手段には「銀行振込」「クレジットカード」などがありますが、銀行振込は出金しか対応しておらず、クレジットカードでは入金しか行えません。
しかし電子決済サービスを使用すると入金・出金の両方に対応することができます。ここでは電子決済サービスを使ったときのお金を流れについて解説します。
電子決済サービスを使ったときの入金の流れ
- 電子決済サービスに登録する
- クレジットカードや銀行、仮想通貨ウォレットを使って電子決済サービスに資金を振り込む
- 電子決済サービスからオンラインカジノに資金を振り込む
電子決済サービスを使用するには、まず登録(口座開設)をする必要があります。口座開設と聞くと時間がかかりそうなイメージを持ってしまいますが、銀行の口座開設よりも手軽に行うことができ、10分もかからずに登録できます。
※エコペイズは2022年5月現在、日本からの登録ができないトラブルが発生しているので、プリモペイやオンランプなどのサービスに登録しましょう。
電子決済サービスを使ったときの出金の流れ
- オンラインカジノから電子決済サービスに資金を振り込む
- 電子決済サービスから自身の銀行口座へ資金を振り込む
オンラインカジノでは入金時と出金時の決済手段を同じにしないといけないという暗黙のルールがあります。入金に銀行振込を使って、出金は電子決済サービスに、ということはできません。
そのため入金に電子決済サービスを使ったら、出金にも同じ電子決済サービスを使用します。面倒に感じてしまいますが、これはマネーロンダリングを防ぐために仕組みです。これが守られているカジノはかえって安全性が高いと証明されます。
オンラインカジノで電子決済サービスを使用するポイント
オンラインカジノではなぜ電子決済サービスの利用が不可欠なのか、ポイントを解説します。
複数のオンラインカジノの資金をひとつの口座で管理できる
同じ電子決済サービスに対応しているカジノであれば、複数のカジノの入出金をひとつのアカウントから管理できます。
例えばスティックペイではミスティーノカジノやエルドアカジノなど15社のカジノに対応しています。そのためミスティーノカジノで勝ったお金をスティックペイに引き出して、そのお金をエルドアカジノで使う、という使い方ができます。
オンラインカジノごとに遊べるゲームは異なります。対応しているカジノが多い電子決済サービスほど、色々なカジノで遊ぶことができるでしょう。
入金・出金の両方に使えて、手間がかからない
電子決済サービスは入金・出金の両方に対応しているため、他の決済手段よりも手間がかかりません。ひとつ電子決済サービスを登録しておくと手軽にオンラインカジノを楽しむことができます。
ただしビーナスポイントは出金のみ、アストロペイは入金のみの対応など例外はあります。
カードを作成すればATMからお金を引き出せる
電子決済サービスの中には専用のカードを作成することで、コンビニATMからお金が引き出せるようになるサービスがあります。
それを活用するとわざわざ自分の銀行口座にお金を振り込む必要がなくなるので、より手軽に出金することができます。
ただし、専用のカードは規制を受けて使用できなくなるものが多く、今までに何社もカードの利用を停止しています。そのためカードを作成したとしても規制の影響で短命に終わる可能性は高いです。またカードを作成するにはある程度お金が必要になるので、慎重に検討しましょう。
ATMカードの利用を取りやめた電子決済サービス
- エコペイズ(ecoPayz)
- アイウォレット(iWallet)
- スティックペイ(STICPAY)
【2022年4月現在最新版】ATMカードを作成できる電子決済サービス
- タイガーペイ(TIGER PAY)